【report】アメリカングレートレースレポート

6月20日~28日 アメリカングレートレースレポートです。

この模様は、9月5日(土)am7:00が第1話9月19日(土)am7:00が第2話
※リピート放送あり
番組タイトルは「ルート66の旅 グレートアメリカンレース」で放送されます。

 

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6月22日オクラホマシティ

グレートアメリカンクラシックレースに出場しています。
9日間のうち2日を走りました。

このレースはルート66を使い、指定された区間を時速何マイルで、あるいは何分何秒で走りなさいという指示書がスタート前に配られ、最終的にその誤差がいくらかを競うという競技です。
ミスコースや標識の見落としがあって、結構難しい。
2日目を終えてようやくこのレースのルールが理解できました。

この理解で合ってるのかなぁと不安な気持ちでゴールしたら、なんと誤差無しの0秒00だったのです!
ACEステッカーを貰いました。

こんな快挙は大会初だろとレース後誇らしげに歩いていたら、同じステッカーがペタペタ貼ってある車が!
しかも何年も前からのが何枚も!
うーむ、アメリカ恐るべし。
フンドシ締め直して、3日目頑張ります。

一速と2速が入りズラいので、シフトレバーのカバーを外しているから、エンジンの熱がまともに車内へ入ってきます。
灼熱地獄。
セントルイスからサンタモニカまで走るこの修行から生還できたら、 生まれ変われるかも。
いや、少なくとも道路標識を見逃さず、制限時速をピタリと守る優秀ドライバーにはなれそう。
ネズミ獲りのレーダーだって絶対発見する自信がつきました。
こんなレース、日本でやっても面白いですねー。

7完走     完走8

 

6月23日アマリロ

やばい
やばいことになった
オルタネーターが
死んだ
充電しない
明日の朝までに
修理できるか
勝負だ

完走11

 

6月24日サンタフェ

オルタネーター入手!
とってもいい人 いいストアに出会って
あっという間に問題解決!

今朝もスタートできます。
神さまいるなぁーと みんなでシミジミ。

13完走

 

 

 

6月28日サンベルナディーノ

サンベルナディーノの街に着いて、さて何処かで飯でもと思ってたら、 市長が会いたいからと市庁舎に招待してくれ、
街の本をプレゼントしてくれました。 立川と姉妹都市だと言うので、日本へ帰ったらすぐ、
無人島から立川へヤギを10頭運ぶのだ、と言ったけど通じたかなぁ。

6完走

6月28日

セントルイスからサンタモニカまで、クラシックカーでアメリカ大陸を横断する「グレートレース」。
最終日の朝がきた。

ルート66を3600キロ、9日間かけて走破する過酷な旅だった。
アメリカ人の遊びのスケールの大きさに驚く。
そして大切にしているフロンティアの歴史と、歳に関係なくチャレンジを続けているバイタリティー。
これでもかと思い知らされた。

この旅は、黄泉の国から蘇るためのお遍路になる予感がしていた。
まさに!

60を幾らか過ぎたけれど、人生はまだまだこれから。
諦めて引きこもるなんてとんでもない。
これからが楽しい季節になるという確信を得ることができた。

暑さや眠さや事故の恐怖と戦いながらのレースだけれど、
このプレッシャーはストレスにはならない。
むしろ生きるためのバネになる。

目標を明確に決めて進み続けること。
その目的達成のための試練は、厳しくて大きいほど感動がでかくなるという法則があるようだ。

ストレスのない楽な生活に憧れてもいたけれど、
むしろそれは生きるチカラを減退させる虚しい人生になると、この旅が気づかせてくれた。

なんでわざわざ、決して楽じゃない過酷なレースにチャレンジしたのか。

楽よりも楽しさを選択した後半人生の行く末を、ガツンと教えてくれたグレートなレースが、あと1日でゴールを迎える。

けれど確信を得て、より厳しい道へ突入する自分人生のグレートレースがまた、明日から始まる。
さあ、いくぞ!やるぞ!

完走4                              完走9

 

6月29日7:30サンタモニカ

ゴーーール‼‼‼
完走できました!

おかげさまでチームジャパン、全員完走。
本当にありがとうございました。

完走5        3完走

 

完走2          完走1

 

 

 

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